粘着テープ・両面テープ・包装資材の提案・販売　　全日本包装資材連合会会員　　　　　　株式会社河野商店

ＴＥＬ０３-３６３４-３７３７　ＦＡＸ０３-３６３３-１６９９
ＨＯＭＥ＞粘着テープ＞包装用粘着テープ
　包装用粘着テープ　

封緘の定義　結束の定義　粘着の概念　粘着剤の一般的性質　粘着剤の種類　塗工装置　ＳＩ単位　セロハン粘着テープ　クラフト粘着テープ　布粘着テープ

封緘の定義
内容物または包装を施したものを容器に納め、または包んだ状態の開口部を封じて内容物を保護する為の技法。
手法は、・機械的に止め、または結束する方法・テープ、ラベルで貼る方法・接着方法・封印方法・ヒートシール方法　

結束の定義
数個の物品または包装物を紐・ワイヤー・テープなどで纏めて緊縛すること

粘着の概念
粘着テープ及び粘着剤とは無溶剤の状態で温室において永続的に高い粘着性を示し、指や手で軽く抑えるだけでしっかりと接着するテープや物質

粘着剤の一般的性質　●粘着特性の温度依存性（常温使用を前提）

粘着剤の種類
�@ゴム系粘着剤　�Aアクリル系粘着剤　�Bシリコン系粘着剤

塗工装置
�@溶剤型塗工法（粘着剤成分を有機溶剤に溶解した均一溶液として各種フィルムやシート表面に塗工する方法）
�Aエマルジョン型塗工法（粘着剤成分を分散させたエマルジョンとして支持体表面に塗工する方法で概略溶剤型塗工法と同じである）
�Bホットメルト型塗工法（粘着剤成分を有機溶剤などの希釈媒体を全く用いないで高温下で溶融混合し支持体表面に塗工する方法）
�Cカレンダー型塗工法（無溶剤型塗工法の一つで布テープ製造に適用されている。粘着剤は流動性に乏しく通常の塗工装置では塗工出来ないため、カレンダーロールを用いて塗工される。）

ＳＩ単位（international sistem of units)
現在の日本では一部の特殊なものや、業種（例：宝石の質量＝カラット・航空業など）を除きＳＩ（国際単位系）で定められた単位を使って取引・証明をしなければならない。

ＪＩＳへのＳＩ単位導入の経緯
１９６０年、第１１回国際度量衡総会におけるＳＩ単位系の採用決定。１９７２年、ＪＩＳへのＳＩ単位の段階的導入の開始。第一段階、従来単位での規格値にＳＩ単位での換算値の併記ｇｆ（N)。第二段階、N（ｇｆ）。１９９０年、第三段階、N。

ＳＩ単位導入の例

セロハン粘着テープ
�@歴史（粘着テープというとセロハン粘着テープが頭に浮かぶほど、粘着テープの代表格である。現在の粘着テープの基本は、３M社のR.G.Drewによって形作られたと考えられている。我が国において商品としてのセロハン粘着テープが広く認知されるに至ったのは、第二次大戦後、昭和２２年「セロテープ」の名称で販売。）
�A特徴（・セロハンは透明で、印刷が鮮明、美麗で、手で簡単に切れて使いやすい。・セロハンはパルプから生まれた天然素材、粘着剤も天然ゴムや天然樹脂から生まれ植物のように微生物によって自然に分解され土に還る天然素材製品。）
�B今後の展望（最も歴史の古い製品であり、仮止めを主とした粘着テープ本来の用途に最も適した製品であり各種プラスチック粘着テープが次々開発されてもその地位を確保しており、今後も確保し続けるであろう。）

クラフト粘着テープ（現在粘着テープ類生産量の約４０％をしめる。）
�@歴史（クラフト粘着テープが我が国の市場に現れた年度を的確に設定する事は出来ないがクラフト剥離紙を用いた紙袋をもとに昭和３５、３６年頃より粘着テープ・ラベルメーカー数社より出荷されている。）
�A特徴（・使用時のテープ展開が軽く、簡単なカッターで容易に封緘出来る作業性の良さと安価であることが特徴であった。・支持体は普通クラフト紙と異なりクルパック加工されたクラフト紙が主に用いられる。）
�B今後の展望（現状は市場価格競争の激しい製品の一つ、利益なき繁栄に近い状況。・ホットメルト型クラフトテープは更に増加。塗工装置・粘着剤の進歩・環境問題。）

布粘着テープ
�@歴史（粘着テープの最初の製品は１８８０年代に市場に出た布絆創膏だといわれている。また、１９２０年代のブラックテープが世に出たことから、布粘着テープは、最も歴史の古い粘着テープと言うことが出来る。今日の包装用粘着テープは、第二次世界大戦中に、米国で主に軍事物資の包装用として使用されたことに始まる。）
�A特徴（・柔軟で厚手のために、被着体に馴染みやすく、粗面にも良く接着する。・手切れ性、作業性の良さが有る。・スフ布粘着テープは、使いやすい日本独特の布粘着テープとして、世界各国にも輸出されている。
�B今後の展望（製造技術の向上により薄くて安価な製品可能。）